率直ですが、空き巣被害にあったことはありますか？
ないですね。私たちはマンションに住んでいるので心配ありませんが、田舎に住む両親が心配ですね…….
ちょっと待って下さい。その考え間違っていますよ。2018年東京都だけで空き巣被害は4500件以上が発生しており、そのうち400件以上が中高層住宅が狙われました。
もちろん、田舎に住む高齢者宅も狙われやすいですが、マンションに住んでいるから大丈夫という時代ではありません。
約１割が中高層住宅で被害が発生しているなんて。
マンションはセキュリティーが強いと過信していました。
そうですね。マンションは一軒家と比べるとセキュリティは強いです。しかし、昨今ではターゲットの一つになっているんですよ。そしてこの事実に気づいたことが、空き巣対策の第一歩になります。空き巣には前兆があると言われており、犯人はターゲットの生活や動きを観察しています。中には、あえて痕跡を残しターゲットが異変に気づくか観察・調査した上で犯行に及ぶこともあり、闇雲に空き巣に入っているわけではないんですよ。
では中々空き巣は防ぎようがないのでしょうか？田舎に住む両親のことも心配になります。
いいえ。空き巣を防ぐ方法はありますよ。空き巣の前兆を理解し、空き巣被害を極力防ぐために一緒に準備をしましょう！
空き巣の前兆
先ほども述べたように空き巣には前兆が見られるというデータがあります。空き巣を行う犯人は調査をした上で犯行に移るため、前兆をいち早く察知し空き巣被害を防ぎましょう。
情報収集
こちらの画像を見て不自然な点はありますか？
何か落書きがされていますね。近隣のお家にも書かれてましたよ。小学生のいたずらかな？
いいえ、違いますよ。
これは空き巣に入る前のマーキングです。このようなマークがあったら要警戒をして下さい。
Wは女性
Sは一人暮らし
9-17は留守の時間を表しています。
そして最後の「○」は侵入しやすいという意味を持つ恐ろしい暗号です。
表札だけでなくポストやインターフォン・電気やガス・水道のメーターにマーキングをしている例があり、空き巣犯が共有している可能性もあります。他にも、セールスマンを装いインターフォンを鳴らし留守の時間を確認したり、住宅街を大胆に徘徊するなど空き巣犯は情報収集を徹底的にしてから犯行に及びます。
さらに現代の空き巣はSNSを駆使します。この前兆を見逃さないでくださいね。
事前に情報取集をしているなんて・・・・SNSって何ですか？
近年急増しているのは、SNSが原因で空き巣に入られるケースです。忘れないでください、SNSは情報の宝庫です。空き巣犯が欲しがる情報が詰まっています。自宅に金目の物があるのか？現在旅行中なのか？などリアルタイムの情報が投稿されているため、SNSでターゲットを絞り、犯行に及ぶケースも増えています。SNSは時に犯罪に悪用されることもあるため、注意して下さいね。
空き巣が狙っている家の特徴
では空き巣犯は実際にどのような家を狙っているのでしょうか？
良い質問ですね。空き巣犯が狙う家に特徴があります。どのような家が狙われていると思いますか？
やはり人気のない家でしょうか？
おっしゃる通り、人気のない家は狙われます。人気ない家は生活感がない家とも言えますね。夜なのに洗濯物が干されている住宅や一人暮らしと思われる部屋はターゲットのひとつですね。空き巣犯は人の目を気にしています。人目がないところや留守の時間が多い方は要注意です。
また、地域差もあります。2007年から2017年までの10年間で空き巣認知件数が一番多かったのは愛知県というデータもあります。
都道府県別空き巣認知件数
１位 愛知県
２位 千葉県
３位 大阪府
４位 東京都
出典：泥棒・空き巣研究委員会
やはり大都市圏の名が多く連ねていますね。人が多く集まるので、それだけ被害が多くなります。しかし郊外や田舎に住んでいるから大丈夫と油断したあなたは禁物ですよ。
空き巣被害件数
全国で空き巣の被害は令和2年には44093件発生しております。空き巣被害は2010年に13万件を超える被害が確認されているものの、年々減少傾向にありますが、未だ4万件を超える被害があります。現象の要因として新型コロナウイルスの流行により、自宅にいる時間が増えたことが一つの要因と言われております。しかし、油断は禁物です。1日に平均すると約５８件もの空き巣被害があります。被害の多くは一戸建住宅ですが、近年ではマンションなどもターゲットにされております。
出典：警察庁 住まいる防犯110番
空き巣は侵入に5分以上かかる場合７割の空き巣犯が侵入を諦めるデータがあります。空き巣を防ぐためには、まず空き巣犯に侵入が容易いと判断されないことが重要です。また、空き巣犯はあなたが自宅にいる時でさえ、平気で自宅に侵入してきます。しかし、空き巣犯も同じ人間です。侵入経路は限られており、玄関や窓からあなたの自宅へ侵入を試みます。一人暮らしのあなたでも、可能な防犯対策はたくさんあります。空き巣に入られる前に
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世界でも治安が良く犯罪率が減少傾向にある日本でも、国内では様々な犯罪が日々発生しております。あなたや離れて住むあなたの家族が次の被害者となる可能性は0ではありません。犯罪に巻き込まれる前に防犯対策をmonopaセキュリティと一緒に考えてみませんか？犯罪率が減少傾向にある要因は、防犯カメラの普及や防犯グッズの浸透が要因の１つだと考えられています。monopaは、時代に沿った最新のホームセキュリティを提供することを約束します。必要な場所に必要な防犯対策をプラスしmonopaホームセキュリティと共に豊かでより安心・安全な生活を描きませんか？
